古着の型番・モデル名の調べ方|タグから検索精度を上げる
古着のモデル名がわからないときは、見た目だけで探すより、内タグや品質表示タグにある文字列を手がかりにするほうが効率的です。
ただし、タグには型番以外にも、サイズ、色、製造管理番号、工場番号、素材情報などが並びます。ひとつの番号をすぐ商品型番と決めず、複数の情報が一致するか確かめることが重要です。
型番を調べるメリット
型番や正式なモデル名がわかると、次の精度が上がります。
- 同一商品の別出品を見つける
- 発売時の仕様やカラーを確認する
- 近いモデルを検索結果から除く
- サイズ違い、シーズン違いを区別する
- 相場を条件の近い商品で比較する
ブランド名とカテゴリ名だけでは、別シーズンの似た商品や、出品者が便宜的に付けた名称が混ざります。
最初に撮影したいタグ
出品写真を見る場合も、手元の服を調べる場合も、次の箇所を確認します。
- 首元や腰裏のブランドタグ
- 脇、内ポケット、裏地にある品質表示タグ
- 洗濯表示タグの表裏
- 紙タグ、箱、保存袋、保証書
- 靴のタン裏、インソール、ライニング
- バッグの内側、ポケット、刻印部分
タグが複数枚重なっている場合、型番が裏面や最後のページにあることがあります。文字が小さいときは、正面からピントを合わせ、光の反射を避けて撮影します。
型番らしい文字列の特徴
ブランドごとに形式は異なりますが、型番候補には次のような特徴があります。
- 英字と数字の組み合わせ
- 一定の桁数
- ハイフン、スラッシュ、空白で区切られている
- 「STYLE」「ART」「ITEM」「MODEL」「品番」などの近くにある
- 同じブランドの別商品でも似た書式が使われている
一方、サイズ、色番号、JANコード、製造国、素材の混用率は別の情報です。「COL」「COLOR」の後ろは色番号、「SIZE」の後ろはサイズである可能性が高いため、周囲の見出しも一緒に読みます。
検索語を段階的に組み立てる
最初から長い検索文にせず、次の順で情報を加えます。
- ブランド名 + 型番候補
- ブランド名 + 型番候補 + カテゴリ
- ブランド名 + 型番候補 + 色
- 型番のハイフンや空白を外した表記
- 型番の一部 + 素材や特徴
完全一致で無関係な結果しか出ない場合、その番号は商品型番ではなく、製造管理番号や色番号かもしれません。別のタグの文字列を試します。
検索結果で同一商品か確認する
検索結果に同じ名称が出ても、次のディテールを照合します。
- ポケットの数と形
- ファスナーやボタンの配置
- ステッチと切り替え
- ロゴやパッチの位置
- 裏地、フード、ライナーの仕様
- 素材の混用率
- 色番号と実物の色
一致しない箇所があれば、同シリーズの別モデル、仕様変更、誤記の可能性があります。「画像が似ている」だけで同一商品と断定しません。
年代やシーズンは補助情報として扱う
型番の一部からシーズンを読み取れるブランドもありますが、規則はブランドや時期によって変わることがあります。非公式な一覧だけを根拠に年代を断定せず、発売時の商品ページ、正規取扱店の記録、カタログなど複数の情報で確かめます。
古い商品では公式情報が残っていないこともあります。その場合は「年代不明」「おおよその時期」とし、確定情報と推測を分けます。
型番が見つからないときの検索方法
タグが切られている、印字が薄い、そもそも個別型番が見当たらない場合は、特徴を検索語に変換します。
- ブランド名
- カテゴリ
- 素材
- 色
- 襟、ポケット、フードなどの構造
- ロゴや柄の位置
- 製造国
- メンズ・ウィメンズの区分
「黒 ナイロン ジャケット」のような広い語から始め、検索結果を見ながら特徴を一つずつ加えます。販売店が独自につけたモデル名もあるため、同じ服に複数の呼び方がないか確認します。
出品者へ写真を依頼するとき
「型番を教えてください」だけでは、出品者がどの番号かわからない場合があります。次のように場所を指定します。
「脇の内側にある品質表示タグについて、表裏と、重なっているタグをすべて読めるように撮影いただけますか。住所や氏名など個人情報がある場合は隠してください」
タグ全体の写真があれば、番号の周辺にある見出しも確認できます。個体番号や購入者情報など、公開すべきでない情報の掲載は求めません。
相場検索へつなげる
型番が特定できたら、同一商品の出品を集め、状態、サイズ、カラー、付属品を揃えて比較します。詳しい手順はブランド古着の相場の調べ方にまとめています。
型番が一致しても真贋を保証するものではありません。タグの番号は商品特定の手がかりであり、購入時のリスク確認はブランド古着の偽物リスクを減らす購入前チェックと分けて行ってください。