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古着のサイズ選び|実寸の測り方とオンライン購入の比較方法

fyber.studio 編集

古着のサイズ選びで最も再現しやすい方法は、身体の寸法だけで考えるのではなく、自分が実際によく着ている服の実寸と比べることです。

表記サイズは候補を広く探すための目安にとどめ、購入判断は実寸、シルエット、生地の性質、採寸方法の4点で行います。

古着は表記サイズだけで選べない

同じ「M」でも、ブランド、製造国、年代、メンズ・ウィメンズ、想定シルエットによって寸法は変わります。さらに古着には、洗濯による縮み、着用による伸び、裾上げやリサイズが加わります。

タグに書かれたサイズが正しくても、現在の寸法が当時と同じとは限りません。したがって、表記サイズが合うことと、自分が望む着用感になることは分けて考えます。

基準にする服を2着用意する

比較用には、同じカテゴリから次の2着を選ぶと判断しやすくなります。

  1. ちょうどよいと感じる服
  2. 少し大きい、または少し小さいと感じる服

2着の実寸があれば、候補の古着が自分の許容範囲のどこに入るかを見られます。厚手のニットと薄手のシャツのように生地が大きく異なる服は、同じ基準にしません。

測るときは、服を平らな場所に置き、強く引っ張らず、メジャーの始点と終点を記録します。出品者の採寸方法が書かれている場合は、その方法に合わせるのが理想です。

トップスで測る箇所

肩幅

左右の肩先の縫い目を直線で測ります。ラグランスリーブやドロップショルダーは肩の境界が明確でないため、肩幅だけでは比較できません。その場合は裄丈を確認します。

身幅

左右の脇の付け根を直線で測ります。胸まわりの余裕に影響しますが、厚手の裏地や中綿がある服は、外寸が同じでも内側が狭く感じることがあります。

着丈

一般には背面の襟の付け根から裾までを測ります。ただし、前後差のある服や襟を含めて測る出品もあるため、測定位置を確認します。

袖丈・裄丈

セットインスリーブは肩先から袖口までの袖丈、ラグランスリーブは背中の中心から肩を通って袖口までの裄丈が比較しやすい指標です。

パンツで測る箇所

ウエスト

ウエスト部分の左右を直線で測った「平置き」と、その数値を2倍した「周囲」が混在します。数値だけでなく、どちらの表記かを確認してください。

股上

ウエスト上端から股の縫い合わせまでを測ります。同じウエストでも股上が深いと穿く位置や見え方が変わります。

股下

股の縫い合わせから裾までを測ります。裾上げ済みか、折り返しに生地が残っていて調整できるかも確認します。

わたり幅・裾幅

わたり幅は太ももの余裕、裾幅はシルエットと靴へのかかり方に影響します。計測位置が股のすぐ下か、少し下かで差が出るため、数センチが重要なら測り方を質問します。

アウターは「中に着る服」を含めて考える

コートやダウンは、Tシャツの上でちょうどよくても、ニットやジャケットの上では窮屈になることがあります。基準にする服は、同じ季節に同じ重ね着で使っているアウターを選びます。

特に、身幅だけでなくアームホール、上腕まわり、袖口の広さが着心地を左右します。これらが掲載されていない場合、普段の重ね着を伝えたうえで追加採寸を依頼すると具体的です。

靴は全長だけでは判断しない

靴は同じ表記サイズでも、足長、足幅、甲の高さ、木型、インソールの厚みでフィットが変わります。アウトソール全長はモデル特定の参考にはなりますが、内側の有効寸法とは一致しません。

手持ちの同ブランド・同モデルがなければ、返品可能な販売店を優先する、メーカーのサイズ情報を確認する、出品者に普段の着用サイズとフィット感を質問するといったリスク管理が必要です。

伸びる素材と伸びない素材を分ける

ニット、リブ、ストレッチ混の生地は着用時に伸びます。一方、織物のシャツや裏地付きのジャケットは伸びが小さい傾向があります。実寸が同じでも着心地が同じとは限りません。

素材の混用率は品質表示タグで確認できます。ポリウレタン混の古い衣類は、保管状態によって伸縮性が低下している可能性もあるため、素材名だけで新品時の伸びを前提にしないようにします。

サイズについて質問するときの例

「身長○cmですが着られますか」だけでは、体型や好みの差が大きく、答えが曖昧になります。次のように、測ってほしい場所と方法を指定します。

  • 肩の縫い目から縫い目までの直線距離を教えてください
  • ウエストは平置き幅でしょうか、周囲でしょうか
  • 裾上げやウエスト詰めの形跡はありますか
  • 生地を引っ張らない状態での身幅を教えてください

購入前チェックリスト

  • 表記サイズだけで候補を決めていない
  • 同じカテゴリ・同じ厚みに近い手持ち服と比較した
  • 採寸位置と、平置きか周囲かを確認した
  • 縮み、伸び、裾上げ、リサイズの可能性を見た
  • 重ね着や生地の厚みを含めて考えた
  • 数センチの差が重要な箇所は追加採寸を依頼した

サイズが合っても、状態や返品条件の確認は別に必要です。購入判断全体は古着をネットで買うときのチェックリストにまとめています。